レポートは、今まで10科目提出して、9科目返却されてきています。
良い成績のものもあれば、厳しい評価のものもありますが、
一応すべて合格で返ってきていますので、その経験から考えると、
言われているとおり、テキストのまとめになってしまいますが、
それが基本だと思います。
ただ、参考図書を最低2~3冊、
1冊は担当教員の指定でないものがあればなお良いのですが、
それに目を通すと(必要なところだけ)、
違った見解や、同じ意見でもでも違った書き方がしてあり、
それを加味してまとめると厚みが出てきます。
また、レポートの設題には、
必ず担当の先生の求めている課題(必ず触れてほしいこと)がありますので、
それには必ず答えるようにする。
そして、最後にはまとめとして、
自分の意見を短くても良いから必ず書く。
これが私の今までの経験からの感想です。
あくまで私の個人的な見解ですので、あしからず。
それから、「文化財学購読Ⅰ」は、最初に学習を始めた科目でもあり、
『倭人争乱』は非常に印象深く、分かりやすいテキストでした。
講評で注意されたことは、「
具体的な遺跡名や事例でやや欠けている部分があります」ということで、Aが4、Bが2、Cが2でした。
この担当の先生は「博物館概論」も担当されていますが、
すでにレポートを出された皆さんの意見も参考にすると、
課題にそって、テキストをまとめると合格するという印象があります。
でもやはり、参考図書に目を通さないとテキストだけでは、
うまくまとめられません。
「文化財学購読Ⅰ」は、
初めて学習する考古学のテキストでしたので、
考古学の分かりやすい参考書として、
「考古学概論」のテキストと、
「入門者のための考古学教室」山岸良二(同成社)、
「考古学キーワード」安蒜政雄(有斐閣)
などを参考にしました。