携帯を持ち始めて10年余りになります。神戸淡路大震災のあと、遠距離通勤者にとっては必需品でした。それから、娘が持ち、嫁さんが持ちようになり、契約会社も最初は3人別々の方がエリアやサービスの違いで便利でした。
しかし、最近は、家族割引などがあり、同じ会社に契約するほうが得で、家族の都合で、私は最初はセルラーフォン(au)でしたが、娘のドコモの副にされ、今回は娘が別所帯で契約変更するので、今度は嫁さんのボーダフォンの副になりました。私だけ契約会社が変わるし、番号が変わるし、いつも副です。家庭内の私の立場をよく表しております。
家族以外と通話やメールはほとんどないので私が変更の対象になるのですが。これで5台目です。いつも価格は無料か1円ものです。
今度の携帯は非常に使いやすくなっており、文字はさらに大きくなり、電話、メール、写真のシンプルな設定ができ、その日から、簡単に使え、ボタンも押しやすくなっております。
ただ、携帯電話が普及して不都合になったのは、職場のPHSを常時持たされ、24時間開放されなくなったことです。そのため大きなトラブルは未然に防げるようにはなりましたが、これはなかなか辛いものです。週休2日が定着して何年にもなり、休日が増えましたが、本当にゆっくり休める日がなくなりました。
私にとって、ユートピアの学校に関連したものだけでも、スクーリング中に会社からの呼び出しがあり、終了後に駆けつけたことが2回(神話伝承論の茶話会にも参加できず)、テストの前日の夜に呼び出しを受けて、受験できなかったことも1回ありました。
今の日本の高度経済・高度情報化した社会を支えているのは、意外にも、こうした地道な人間の行為の積み重ねかもしれません。そういうことで自分を納得。