昨日の武蔵野大学の神戸懇親会は用事があり中座し、
懇親会にも参加できませんでしたが、
本日は、奈良大学で「奈良検定・奈良通1級」の受験ための支援セミナーがあり、
受講してきました。
奈良大学に来るのは、4月の博物館学芸員課程の実習のガイダンス以来ですが
なんとなく懐かしく感じられました。
初めて訪れたのは、4年前の7月に初めて科目修得試験を受けたときでした。
それから、地元の特権を生かして、すべてのスクーリングや公開講座を受けてきましたが、
これでしばらく訪れることはなくなるのかなと思うと。ちょっとさびしい気ががします。
しかし、1月の試験は多分ここになるかもしれません。
講義の内容は、
午前中は、1時間目が「奈良の地勢と自然」、2時間目が「国宝の仏像」で、
午後は3時間目として「奈良の歴史」4、5時間目が「奈良の史跡・名所」でした。
「奈良の地勢と自然」で、ポイントとして出てきたのは、
平城京、三山、四神、奈良盆地、山の高さ・位置、二上山、国定公園、吉野山地、植物、奈良の気候、花、赤膚焼、茶筅、奈良晒等。
「国宝の仏像」では、
技法-銅造・脱活乾漆造・木心乾漆造・一木造・寄木造の代表的な仏像と、
檜以外で造られている仏像-クスノキ、ビャクダン、カヤ、カツラ、サクラの代表的なもの。
著名な仏師の作品、特に注意が必要な事項を伴う仏像等。
「奈良の歴史」では、
飛鳥の都、藤原京、律令体制の成立、平城京までで、
奈良時代の政治史は、時間切れで説明なし。
「奈良の史跡・名所」は、
神社、寺院、古墳・陵墓・遺跡、史跡が各々40問ずつ、計160問の解説。
各分野とも写真を見て答える問題が出題されていた。
もともと苦手な仏像がますます細かく難しくなる以外は、
2級の延長線上のような感じでした。
amazonに申し込んでいた「チャレンジ奈良検定」が今日届いていました。
1月10日の試験に向けて、
講座に沿った勉強を始めたいと思います。